Youthful Dreams – レビュー – With Guitars

『Youthful Dreams of an Old Empire』はモントリオール出身の6人組バンドYour Favorite EnemiesのデビューEPである。EPは、オルタナティブ、シューゲイザー、そして暗めなノイズロックをブレンドした彼らのサウンドを知る十分な手がかりを表している。バンドメンバーはボーカルのアレックス・フォスター、ジェフ・ボーリュー(ギター)、セフ(ギター)、ベン・レメリン(ベース)、ミス・イザベル(ボーカル&キーボード)とチャールズ・“ムース”・アリッシー(ドラム)。彼らは激しい人権擁護者であり、バンドの基礎を築き上げたオールドスクールなDIY精神に献身し続けている。それにより、自身のレーベルHopeful Tragedy Recordsを設立し、更にはカトリック教会を自身のレコーディングスタジオへと改装した。もうすぐ発売される「Youthful Dreams of an Old Empire」を含む彼らの作品は全てここでレコーディングされている。

気まぐれではなく、バンドはこのデビューリリースを強く望んでいたのだ。彼らはリードトラックだけをリリースするしようとは思っていなかった。だが、トラックナンバー1の「A View From Within」の4分20秒に及ぶ’日陰’での放浪は、サウンドをより深い水の中へと掻き立てるようなヘヴィーなトーンの流れによって、それでもまだユーザーフレンドリーであり、ライブ向きの曲、多くの人に好まれ、好評を得るであろうことが想像できる。魅力的なハイブリッドサウンドは良く認められるだろう。

事前に一つだけ「Empire of Sorrows」について言うとしたら、アレックス・フォスターが歌う“In the darkness of my own”という旋律が反響し、愛は多くの輝きを持っていることを思い出させる。これもまた巧みに作られた曲だ。「Satsuki Yami」はシングルを終わりへと運ぶ、陰気なギターメインの曲だ。都市芸術の断片のような、締めくくりを示唆している。

Your Favorite Enemiesはムードが高まるギターレイヤーを、効果的で強力なリードリフの上に結びつけている。それは“内省的”なボーカルに加えられ、全てのエフェクトは主に賛同でき、デビューシングルはバンドの約束された未来を示唆している。Your Favorite Enemiesにこれ以上の痛みがないことを願うが、それは注目せずにはいられないような曲を作るかもしれない。だか代償は重いだろう。最近の心理療法が高くつくように!強烈なデビューだ。

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