『Between Illness And Migration』のヴィジョン

どのアルバムも独自の魂、独自の精神を持っています。そして疑いなく、アルバム『Between Illness And Migration』もその例外ではありません。アルバムをレコーディング中、メンバーはアルバムに何を注ぎ込みたいか、自分たちにとってのアルバムとは何かについて何度かディスカッションをしました…以下の言葉がそのディスカッションがどんなものだったかを物語っています。

このアルバムは僕らの全てをかけるアルバムになる。僕らが持ってたなんて知らなかったものまでね。
このアルバムは戦争だ。互いに向けてのじゃない。僕ら全員が一つになって、曲と戦うんだ。
このアルバムは全ての瞬間の死。でも、もしもそれが本物なら、僕らは再び生まれ変わる。

幻想、安全なゾーン、自分はこうだと思っていたもの全て…それよりももっと多くが自分たちの中には生きていると気づいたのが、このアルバムを制作していた時でした。ダークな部分も、明るい部分も。それが全て去っていく前に、しっかりと受け入れる必要があったのです。曲を作りながら、それらは次々と去っていきました。私たちのガッツを吐き出し、魂を叫ぶことを通して。私たちは自分自身を見つけ、そして仲間についても発見をしました。音楽を本物にするために、自分自身に正直になり、仲間に対しても真実でいなければなりませんでした。他の道などないと分かっていました。私たちの全てを出し切らなければなりませんでした。力つきなければいけなかったんです。そして再び生まれ変わるために。毎日、私たちは自分へと死ななければなりません。信じる心を選び、何が起きても、再び生まれ変わることができると信じなければならないのです。時に酷く傷つく日があったとしても、信じる心があれば、喜びをもたらしてくれます。そして、だからこそこのアルバムは本物なのです。私たち一人一人の憂いと変遷の間に起きた旅路のステップを表しているのです…今も続く旅路の。

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