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Distorted Sound Magazine によるニューアルバム“Tokyo Sessions”のレビュー

“アルバム全体を通して歌詞は詩的であり、作曲も自らが行ったとのこと。それはこのアルバムを幾度となく聴く更なる理由を生み出している。毎回聴くたびに、何か新しいことを見つけ、思考が広がっていく”

PS:現在この記事は英語のみですが、グーグル検索を使って読んでみて下さい!試してみる価値はありますよ! 🙂

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Louder Than War: 本日の新鋭アーティスト

本日の新鋭アーティスト:Your Favorite Enemies


カナダのラジオと仲の良い、90年代のシューゲイザーにインスピレーションを受けたYour Favorite Enemiesが、
新しいEPをリリースした – 彼らが今回紹介する新鋭アーティストだ。

さて、まず彼らはカナディアンバンドだ。Favoriteの “u” はどこにある??Favouriteの “u” が抜けてるじゃないか!どこに消えたんだ、ちくしょー!

次に、彼らのEP「Youthful Dreams of an Old Empire」が送られて来たとき、実際に届いたのはStabbing Westwardのアルバムだったと思う。そう、今から20年前を遡ったんだ。それが何かって言うと、当時僕はStabbing Westwardが好きで、そして言うべきは、心の奥ではこのバンドの新しいEPが気に入ったということだ。ノスタルジア?そうかもしれない。でも我々は今、あの“時代”の音楽の復興を見ているような気がする。多くのバンドがシューゲイザーや、90年代のサウンドを復活させている。

Your Favorite Enemies(“u”なしで)は、スタイルがにじみ出ている!彼らはクールだ。彼らはクールなビデオを作っている。ヘアスタイルも素晴らしい。彼らは見た目も美しい。どうしたら照明の良いライブを行えるかを知っている。そしてその中でも、しっかりとした音楽と、十分な才能があることは疑うまでもない。現在彼らのシングルとなっている「A View from Within」は、とてもスタイリッシュで、恐ろしくダークで、更に魅力的であり楽しめるものだ。

これはまさに良くプロデュースされ、様々な要素が巧みに包み込まれたバンドだ。彼らが十分に興味深いのはもちろんだが、彼らの過去の音楽を聴いたあと、私にとってはこの新しいEPに収録されている曲が私のお気に入りだと言える。時折ある激しいギターは最高で、私は本当に大好きだ。歌は素晴らしいとまではいかないものの、しっかりしている。そして時に、彼らはダークで、ほとんどインダストリアルに近い良いサウンドをしている。他のものは少し味気なく、必要以上にラジオ向けだが、世界中のラジオプログラマーに露骨にアピールするようなものではない、ダークで良いものがある。

もしも私がこのバンドの味方について、別のカナディアンバンドに対抗するとしたら、ニッケルバックだろう。いやぁ、彼らはかなり先をいっている。私が彼らと比べた理由は、ニッケルバックが90年代を再燃させたバンドであり、受け入れ難いほどにそれを味気なくて酷いものにしたからだ。Your Favorite Enemiesは、過ぎ去った時代の再燃でも、まだ面白いサウンドや曲を作り出すことが出来ている。更に、このサウンドの最初の波が来てから20年後にもかかわらず、2013年に地に足をつけられるだけ十分、彼ら自身のユニークなものにすることができている。だからニッケルバックに言いたい。君たち、これこそが本物だ。

私たちにとっては新しいが(だからこそこれが本日の新鋭アーティストなんだ)、バンドの活動は2006年から始まり、彼らの名声を主張するメインの事実はファイナルファンタジーのゲームシリーズに彼らの楽曲が使われたことだ。バンドはケベック出身で、過去のリリースや現在でもフランス語の歌詞が出てくる。リードシンガーであるアレックス・フォスターのフレンチカナディアンアクセントは「Empire of Sorrows」の曲で、歌うことに対抗するかのように歌詞を暗唱する時に、多く見られる。他のバンドメンバーは、ジェフ・ボーリューとセフ(ギター)、ベン・レムリン(ベース)、ミス・イザベル(ボーカル&キーボード)、そしてドラムスのチャールズ・“ムース”・アリッシー(これぞカナディアンのニックネームだ)である。また、バンドは自身のレーベルHopeful Tragedy Recordsも運営していることを知らせておくべきだろう。

彼らはチェックする価値のあるしっかりとしたバンドだ。特に、Silversun Pickups, HIM, Funeral PartyやEconoline CrushもしくはMoistなどの過去のカナディアンバンドを聴いて来た人ならなおさら。彼らは聴きやすいサウンドを持っていると言えば、手が出しやすいだろうか?これらのバンドは私が好んで聴いて来たバンドであり、今も好きなバンドだ。だから、そう、私はこのバンドが好きだと言うべきだろうな。でも願わくば、Favoriteに“u” を入れて欲しい。まぁこれがカナダ流なんだろうけれど!

Your Favorite Enemiesを彼らのオフィシャルウェブサイトFacebookにてチェックして欲しい。YouTubeでは彼らの’Bla Bla Bla’と呼ばれるオンラインショーが英語とフランス語で見ることができる。

Words by Chris Hearn

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Youthful Dreams – Review from Sound Revolution

Your Favorite Enemiesが新しいEPをリリース

Your Favorite Enemiesは相反する語が共に並んだタイトルの新しいEP『Youthful Dreams Of An Old Empire』を制作した。モントリオールに基盤を置くカナディアンたちは、彼らのDIY精神を表現した音楽で、オルタナティブノイズロックのブランドのアピールを目指している。この精神により独自レーベルを設立し、教会をスタジオへと変貌させた。リードトラックの「A View From Within」は、Your Favorite Enemiesのフロントマンであるアレックス・フォスターの詩的なサビとハラハラするようなリフの絡みを見せ、そのミュージックビデオは退廃的、陶酔的なオリエンタルのナイトライフを描き出している。『Youthful Dreams Of An Old Empire』は7月8日、バンドのレーベルHopeful Tragedy Recordsよりリリースされる。以下、「A View From Within」のビデオを見てほしい:

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Youthful Dreams – レビュー – With Guitars

『Youthful Dreams of an Old Empire』はモントリオール出身の6人組バンドYour Favorite EnemiesのデビューEPである。EPは、オルタナティブ、シューゲイザー、そして暗めなノイズロックをブレンドした彼らのサウンドを知る十分な手がかりを表している。バンドメンバーはボーカルのアレックス・フォスター、ジェフ・ボーリュー(ギター)、セフ(ギター)、ベン・レメリン(ベース)、ミス・イザベル(ボーカル&キーボード)とチャールズ・“ムース”・アリッシー(ドラム)。彼らは激しい人権擁護者であり、バンドの基礎を築き上げたオールドスクールなDIY精神に献身し続けている。それにより、自身のレーベルHopeful Tragedy Recordsを設立し、更にはカトリック教会を自身のレコーディングスタジオへと改装した。もうすぐ発売される「Youthful Dreams of an Old Empire」を含む彼らの作品は全てここでレコーディングされている。

気まぐれではなく、バンドはこのデビューリリースを強く望んでいたのだ。彼らはリードトラックだけをリリースするしようとは思っていなかった。だが、トラックナンバー1の「A View From Within」の4分20秒に及ぶ’日陰’での放浪は、サウンドをより深い水の中へと掻き立てるようなヘヴィーなトーンの流れによって、それでもまだユーザーフレンドリーであり、ライブ向きの曲、多くの人に好まれ、好評を得るであろうことが想像できる。魅力的なハイブリッドサウンドは良く認められるだろう。

事前に一つだけ「Empire of Sorrows」について言うとしたら、アレックス・フォスターが歌う“In the darkness of my own”という旋律が反響し、愛は多くの輝きを持っていることを思い出させる。これもまた巧みに作られた曲だ。「Satsuki Yami」はシングルを終わりへと運ぶ、陰気なギターメインの曲だ。都市芸術の断片のような、締めくくりを示唆している。

Your Favorite Enemiesはムードが高まるギターレイヤーを、効果的で強力なリードリフの上に結びつけている。それは“内省的”なボーカルに加えられ、全てのエフェクトは主に賛同でき、デビューシングルはバンドの約束された未来を示唆している。Your Favorite Enemiesにこれ以上の痛みがないことを願うが、それは注目せずにはいられないような曲を作るかもしれない。だか代償は重いだろう。最近の心理療法が高くつくように!強烈なデビューだ。

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Review: Youthful Dreams Of An Old Empire

「Youthful Dreams of an Old Empire」はモントリオール出身の6人組バンドYour Favorite Enemiesの素晴らしいデビューEPである。このEPは、The RaveonettesやCrocodilesを連想させる、オルタナティブ、シューゲイザー、ニュープログや暗めなノイズロックがブレンドされた音と、The Clash, The RamonesやThe Cureのようなバンドに影響を受けた歌詞を見せている。

バンドはボーカルのアレックス・フォスター、ジェフ・ボーリュー(ギター)、セフ(ギター)、ベン・レメリン(ベース)、ミス・イザベル(ボーカル&キーボード)そしてチャールズ・“ムース”・アリッシー(ドラム)によって構成されている。彼らは激しい人権擁護者であり、バンドの基礎を築き上げたオールドスクールなDIY精神に献身し続けている。それにより、自身のレーベルHopeful Tragedy Recordsを設立し、更にはカトリック教会を自身のレコーディングスタジオへと改装した。「Youthful Dreams of an Old Empire」を含む彼らの作品は全てここでレコーディングされている。

パワフルなリフと、フロントマンであるアレックスの内省的な歌詞との強いハーモニーにより、ユニークに融合したYour Favorite Enemiesの音の質感は、独特な社会的良心と象徴主義的なアプローチを見せている。

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ヨーロッパでのライブレビュー

今後ヨーロッパでリリース予定のEP “Youthful Dreams Of An Old Empire”のサポートのために行っていたヨーロッパツアー中、ローカルメディアがYour Favorite Enemiesのライブに訪れることがありました。彼らのレビューのいくつかがここにあります。ここでバンドの最新の曲、その世界観も覗くことができますよ!

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激ロックマガジン レビュー

枚挙にいとまがない親日家のミュージシャン。彼ら彼女たちが日本という決して近いとは言えない国に興味を持つきっかけは、日本人の国民性だったり、美術だったり、アニメだったり、ファッションだったり、ゲームだったりとそれぞれに違うわけだが、カナダの6人組、YOUR FAVORITE ENEMIES(以下YFE)のフロントマン、Alex Foster(Vo)は16歳から35歳までの自殺率が先進国で1番高いというショッキングな事実から日本という国に興味を持ったという。“何とかしなければ”とAlexはその時、思ったそうだ。

国際的な人権擁護団体として知られるアムネスティ・インターナショナルのスポークスパーソンという社会活動家の顔も持つAlexにとって、遠い外国の問題とは言え、それは絶対に見過ごせないことだったに違いない。

2008年、同郷の人気ポップ・パンク・バンド、SIMPLE PLANの来日ツアーにサポート・バンドとして帯同したYFEはその後も日本と関わり続け、2011年3月11日に東日本大震災が起きると、はるばる日本にやってきて、被災者の支援やライヴを行ったそうだ。

そんな彼らにとって、日本でアルバムをリリースすることは長年の念願だったにちがいない。それがこの3月、ついに実現する。すでに熱心なファンがここ日本にもいる彼らではあるが、今一度、そのプロフィールを振り返っておきたい。

2006年にモントリオールで活動を開始したYFEは紅一点メンバー、Miss Isabel(Key)を含む6人組。翌2007年、DIY(Do it yourself)を掲げる彼らは自主レーベル、Hopeful TRAGEDYを立ち上げ、1st EPをリリース。精力的にライヴ活動を行う一方、コミュニケーションのツールとしてネットを最大限に使い、ネット配信の動画チャンネル「YFE-TV」をスタートさせるほか、草の根的プロモーションを展開。ファンによるストリート・チームの協力の下、カナダ国内のみならず、世界各国にファン・ベースを作っていったという。

そして2008年、1stアルバム『Love Is A Promise Whispering Goodbye』をリリースした彼らは同年、石元丈晴による『Dissidia Final Fantasy』のオリジナル・サウンドトラック・アルバムに「Cosmos」と「Chaos」の2曲を提供。同シリーズに参加した初の海外アーティストとして話題になった。

今回、彼らがリリースする『Between Illness And Migration』は昨年8月にリリースした『Vague Souvenir』以来となる3作目のフルレングス・アルバム。社会活動家の顔も持つフロントマンが率いるロック・バンドという情報から、どれだけ熱いロックと思いきや、これがなんとダークかつクールなオルタナ・ギター・ロックなんだから驚かされる。歌うと言うよりも語るように言葉を投げかけるAlexのヴォーカルにMiss Isabelのアンニュイな歌声が絡むTrack.1「Empire Of Sorrows」なんてまるで『Goo』の頃のSONIC YOUTHみたいだ。

とは言え、デジタル・ビートを使った「A View From Within」(日本人女性によるナレーションが入る)、サイケデリック・ロックあるいはハード・ロックにも聴こえる「Underneath A Stretching Skyline」「Muet Aux Temps Des Amours」、エモーショナルなロックの「Where Did We Lose Each Other」、轟音ギターをかき鳴らす「One Step Away」、ピアノとアコースティック・ギターを使ったバラードの「Little Sister」といった多彩な曲からは、そんな一言では語りきれないバックグラウンドが窺える。因みに海外ではPIXIES、NIRVANA、PLACEBO、U2、RADIOHEADからの影響が指摘されている。圧巻は11分におよぶ「From The City To The Ocean」。シンプルなリフレインを軸にした演奏が疾走感を失うことなく、じわじわと盛り上がるさまはあまりにもスリリング。バンドの実力を物語るクールな熱演だ。

満を持しての日本デビュー。どこかミステリアスなところも感じさせるその世界観はさらに多くのファンを虜にするに違いない。日本盤にはボーナス・トラックが2曲追加されるそうだ。

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